ヴェルファイアハイブリッドの実燃費と年間維持費を比較計算

トヨタの大型ミニバンで人気の「ヴェルファイアハイブリッド」

 

姉妹車にはアルファードがあり、2018年1月にはマイナーチェンジを行い、エクステリアデザインが変わりフロントフェイス部分の印象もより高級感が高いデザインに！

 

どちらも人気は高いですが大きな違いはフロント部分にありヴェルファイアハイブリッドの見た目は若い年齢層に人気があります。

 

もちろんデザインのみではなく、「エンジン」「シャシー」「安全装置」などにも手が加えられ、高級車にはふさわしい装備内容が需実して圧倒的な存在感の仕上がりになっています。

 

そんな特徴があるヴェルファイアハイブリッドですが、実際に購入して維持すると、年間でどのくらいの費用がかかってくるのか？

 

ハイブリッド車の実際の燃費はどうなのか？

 

車は購入してからも維持費がかかるので、しっかりと把握しておかないと、これからの生活に支障をきたしてしまう事にもなりかねません。

 

さらにこういった、部分を含めて考える事で、より購入しやすくなりますし、もしこれから販売店のディーラ営業マンやご家族の方に交渉する機会がある場合では

 

圧倒的な知識がある人！

 

となるので、営業マンには「手ごわい人だ！」

 

ご家族の方には「そこまで調べたの！？」

 

何てことになるので、ヴェルファイアハイブリッドの維持費マニアみたいな存在になって、より説得力が増し一枚上手の知識を得る事が出来ます。

 

何かと購入材料の手段として活用できるはずです。

 

しかし、これから紹介する内容を周囲の方にそのままストレートに伝えてしまうとあまりにも、細かい数字に若干引かれるかもしれませんので自分なりにかみ砕いて活用してください（笑）

 

今回はヴェルファイアハイブリッドの実燃費と年間維持費を徹底的に調べましたので周りの方よりも一歩先をいく知識を身に着けてみましょう！

 

記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。

ヴェルファイアハイブリッドにかかる年間維持費

車を所有すると必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。

 

【ヴェルファイアハイブリッドにかかる維持費】

 

ヴェルファイアハイブリッドにかかる維持費にはこのような費用があります。

 

この費用は使用する地域や用途などで料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。

 

【条件】

 

この条件の中でも重要になるのが「使用年数」になります。

 

使用する年数により、年間費用の金額が大きく変わることになり特に条件で左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。

 

年間費用を正確に出すには、実際の使用年数に近いものにしないといけません。

 

よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算します。

 

車を使用する期間の平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。

 

この条件で維持費を計算して確認してみましょう。

 

ヴェルファイアハイブリッドの実燃費

ヴェルファイアハイブリッドの燃費はメーカーで18,4�q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は11�q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。

 

年間走行距離数が10,000�qなので10,000�q÷11�q/L×130円＝118,182円

 

年間でかかる燃料費は118,182円になります。

 

ヴェルファイアハイブリッドの任意保険

任意保険では万が一事故などを起こした場合に、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、加入自体は自己判断になります。

 

車を購入した多くの人が任意保険に加入してるので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算していきます。

 

任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件によっても保険の料金は変わりますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。

 

ヴェルファイアハイブリッドの車両料率クラスは
対人：6/対物：5/搭乗者：4/車両：5になります。

 

今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が80,800円になります。

 

年間でかかる任意保険代は80800円になります。

 

ヴェルファイアハイブリッドの自賠責保険

自賠責保険とは車を使用していくには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。

 

車を購入した時や車検を受ける時には加入が必要になリます。

 

新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円

 

その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので

 

25,830円×4＝103,320円

 

36,780円＋103,320円÷10年間＝14,010円

 

年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。

 

駐車場代

車を購入すると保管場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。

 

駐車場代は使用する地域により金額の差が大きくあり特に都内と地方では倍以上の価格差があります。

 

今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。

 

全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での差が、かなり大きい事が分かりました。

 

• 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円　
• 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円

 

東京はめちゃめちゃ高い！
長野の8倍にもなりますよ・・・(；´Д｀)

 

このように駐車場を利用する地域により、大きな違いが出てきますが、今回は全国平均で計算します。

 

全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円

 

8,500円×12ヶ月＝102,000円

 

年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。

 

車検費用

車検はほとんどの人が整備工場に依頼して受けているので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。

 

車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。

 

基本工賃＋追加整備で40,000円ぐらいが平均なので

 

新車から3年で一回目の車検で40,000円

 

残り7年間で4回車検があるので40,000円×4＝160,000円

 

40,000円＋160,000円÷10年間＝20,000円

 

年間にかかる車検費用は20,000円になります。

 

ヴェルファイアハイブリッドの重量税

重量税とは車両重量の大きさで税金の料金が変わります。

 

ヴェルファイアハイブリッドはエコカー減税対象車なので購入時と初回車検時の税金が免税になります♪

 

	重量税
新車購入時	0円
初回車検時	0円
2回目以降車検時	25,000円

 

新車購入時と初回車検の重量税は0円（5年間）

 

2回目車検（6年目）以降、からは25,000円の重量税が発生します。

 

10年間で車検をする回数は5回

 

そのうちの5年間は0円で、残りの5年間で3回の車検を受けるので

 

25,000円×3÷10年間＝7,500円

 

年間にかかる重量税は7,500円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。

ヴェルファイアハイブリッドの自動車税

自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。

 

ヴェルファイアハイブリッドはエコカー減税対象車なので翌年度が減税になります。

	自動車税
初年度	45,000円
2年目	11,500円
3年目以降	45,000円

 

新車から10年で計算します。
45,000円×9＋11,500円÷10年間＝41,650円

 

年間にかかる自動車税は41,650円になります。

 

ヴェルファイアハイブリッドのメンテナンス費用

ヴェルファイアハイブリッドを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。

 

最低限必要になる費用を出して見ました。

 

 

10年間での消耗品合計は353,100円になるので年間では353,100円÷10年間＝35,310円

 

メンテナンス費用は年間で35,310円かかることになります。

 

年間でメンテナンス費用をみると、こんなにかかってくるのかと思いますが、ここに出ているのは基本的な部分です。

 

この他にも何か不具合などが発生した場合では追加で費用がかかってきますので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。

 

ヴェルファイアハイブリッド年間の維持費まとめ

ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、

 

ヴェルファイアハイブリッドの年間にかかる維持費合計は419,452円！

 

この維持費が他の車と比べるとどうなるのか？

 

比較をするのは同じ排気量2.5Ｌの「ヴェルファイアのガソリン車」で比較したいと思います！

 

ヴェルファイアの実質燃費は8,8�q/L

 

年間の燃料費は147,727円になります。

 

ではこの維持費部分をヴェルファイアハイブリッドとヴェルファイアで比較して見ましょう。

 

年間で52,205円の差が出ます！

 

ではこの差額で販売価格をどのくらい埋める事が出来るのかも比較してみましょう。

 

• ヴェルファイアハイブリッド（Ｖ）　　　4,975,560円
• ヴェルファイア（Ｖ）　　　　　　　　　4,185,000円

 

販売価格差は　790,560円ヴェルファイアハイブリッドの方が高くなります。

 

この差額を先ほどの年間維持費の差額で割ってみると

 

790,560円÷52,205円=15,1

 

新車から乗り続けて約15年ぐらいで販売価格差を埋める事が出来ます。

 

販売価格差が大きいので、差額分を埋めるのはかなり厳しい金額ですね(-_-;)

 

他のグレードを比較してみても価格差は余計に広がるだけなのでヴェルファイアハイブリッドでは2,5Ｌのガソリン車とトータル的に比較すると経済的な車とは言えない事になります。

 

ヴェルファイアハイブリッドは燃費が良いからとか税金が免税になるからの理由だけでは、販売差額分ほどの効果はありませんので選ぶポイントにはしないで、実際に試乗をしてみて乗り心地などを比較して、価格面以外の部分で気に入る事が出来るかどうかで判断した方が良いです。

 

さらに、ヴェルファイアハイブリッドを購入するなら1円でも安く買う方が良いですよね？

 

その浮いた分の費用で、オプションパーツをより充実させる事ができて内装や外装をよりエレガントな高級仕様にできたりします。

 

毎日乗るたびに、高級感あふれる特別な空間で運転すれば仕事に行くのだって毎日楽しくなり十分な価値観を味わえるでしょう。

 

ここから購入時に販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入出来れば、もっと違ってきますよ！

 

ヴェルファイアハイブリッドを購入するなら商談ポイントが決め手！

 

クルマの購入をするには、何も戦略なしで商談してしまうと大損をしてしまいます！

 

クルマは大きな買物なので値引きの幅も大きな金額になります。

 

そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。

 

誰でも簡単に出来る方法です。

 

長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります！

 

「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。

 

どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。

 

高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか