普通自動車の維持費で年間のメンテナンス代はいくらになる?
車を使用していると、必ず必要になってくるのが「メンテナンス」で定期的に実施しないと車は長持ちしてくれません。
定期的にメンテナンスしないといけないのは分かるけど、どうしても、その都度かかる費用が痛い!
確かに年間にかかるメンテナンス代は車維持費の中でもかなりの割合を占めているので、少しでも節約したいと考えついつい後回しにしてしまう事もあると思います。
メンテナンスを後回しにしていると早期故障にも繋がるので結局は無駄な費用が発生してしまう事に!!
今回は普通車にかかる年間のメンテナンス代の平均を出してみました。
年間平均を知る事で、車の維持していくのにどのくらいのメンテナンス費用が必要になるのかが分かるので計画的に金銭管理が出来るようになります。
費用の管理が出来ればメンテナンスを怠る事なく車を長持ち出来るようになるので是非参考にしてください。
普通車にかかるメンテナンスの種類
車のメンテナンスといってもいろいろありますよね。
定期的に必ずかかってくる費用や突然のトラブルでかかる費用もあると思います。
ここでは通常の使用で主に必要になってくる2つのメンテナンス費用を紹介していきます。
- 車検費用
- 定期的に交換が必要な消耗品
普通車の車検費用
普通車の車検費用では分かりやすくするために税金関係と保険費用は抜いた金額の整備費用だけを比較していきたいと思います。
【税金と保険はこちらの記事】
ディーラーの車検費用
ディーラーの整備費用をいくつかピックアップしました。
ディーラー名 |
車検基本料金 |
検査料金 |
代行手数料 |
合計整備費用 |
マツダ |
24,780円 |
7,350円 |
10,500円 |
42,630円 |
トヨタ |
23,760円 |
10,800円 |
9,200円 |
43,760円 |
スバル |
19,530円 |
15,750円 |
8,640円 |
43,920円 |
ダイハツ(普通車) |
25,920円 |
10,800円 |
8,100円 |
44,820円 |
ホンダ |
27,000円 |
8,640円 |
10,800円 |
46,440円 |
日産 |
22,065円 |
8,925円 |
15,750円 |
46,740円 |
スズキ(普通車) |
27,000円 |
8,640円 |
12,960円 |
48,600円 |
各メーカーの料金サイト参考にしましたが、地域や店舗によって金額差はありますのであくまでも参考程度にしてもらえればと思います。
平均的にみても車検を通すだけでも4万の整備費用は必ずかかってくるのは間違いなさそうですね。
ここからさらに何か不具合があればプラスされます。
というかディーラーの場合では何かしらは追加整備が入ると思います(;´Д`)
整備費用の4万はあくまでも最低金額としてとらえた方がいいでしょう。
車検専門店と車用品店
車検専門店と車用品店の全国にある知名度があり車検費用が安い店舗をピックアップして、平均を出して見ました。
店舗名 |
車検基本工賃 |
検査料金 |
合計 |
コバック |
9,500円 |
基準外の場合かかる |
9,500円 |
オートバックス |
12,800円 |
0円 |
12,800円 |
車検の速太郎 |
13,000円 |
0円 |
13,000円 |
ホリデー車検 |
14,364円 |
10,800円 |
25,164円 |
イエローハット |
29,800円 |
0円 |
29,800円 |
この辺は車検費用が抑える事ができそうですね。
コバックが一番車検費用が安いですが、もし何か検査で基準外の箇所があると追加料金が発生するようです。
オートバックスは検査料金も込みなので、最安値を狙うなら「コバック」か「オートバックス」の2店舗が良さそうです。
しかしここに乗っている料金はあくまでも最低料金なので他に何か悪い所があれば追加整備料金が発生します。
個人の整備工場
個人経営でも車検に力を入れている店舗は全国にあります。
特に車の技術に関してはレベルが高い傾向があるので信頼できる店舗を一つぐらい見つけておくと何かと頼りになると思います。
比較的に安めの店舗をピックアップして平均を出してみました。
車検基本料金 |
検査料金 |
代行手数料 |
合計 |
|
個人の整備工場 |
22,392円 |
0円〜10,800円 |
0円〜8,640円 |
22,392円〜41,832円 |
地域や店舗によって金額の差はありますが、探せば安く出来る所は見つかると思います。
個人経営だから多少のわがままも聞いてくれる所もあるので便利な部分もありますが、その逆に適当な部分もあったりしますので最低条件として工場が綺麗な所を選んだ方がいいです。
工場汚い=仕事も汚い
このような可能性が高いのでプロなら整理整頓は最低限整っていないといけません。
無料で車検見積もりをしてくれる店舗を探す事の出来るサービスを利用すれば簡単に車検を安く済ませる事が出来る
車検にはいろいろな特徴がある工場が多いので自分で各地を探し回るのはとても骨が折れる事になります。
そこでとっておきの良いサービスもあります!
全国各地で安くて優良な店舗を手軽に探す事が出来るサービスがあるんです。
ネットでカンタンに検索出来て、さらに車検の無料見積もりを車をちゃんと点検して出してくれるサービスです。
こういったサービスは無料で出来るので車検費用を抑えたいなら数社を比較して行えば、どこが一番安いか分かるようになりまのでおすすめです。
定期的に交換が必要な消耗品
車を安全に長く乗っていくには定期的に交換しないといけない部分があります。
ここで平均的なメンテナンス費用を出すのにいくつか条件を絞って出してみます。
- 車は中間クラスのカローラアクシオ
- 年間走行距離は平均的な10,000q
車の平均的な乗り換えのサイクルは8年〜10年なので車を10年間所有した時に交換が必要になってくる主な消耗品を選んで出して見ました。
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
タイヤ185/55/16×4本 | 50000q |
44,000円 |
2回 |
88,000円 |
ブレーキディスクパッド | 30000q |
15,000円 |
3回 |
45,000円 |
バッテリー 46B24L | 30,000q |
14,500円 |
3回 |
43,500円 |
ベルト類 | 50000q |
16,000円 |
2回 |
32,000円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 405,100円 |
10年間でかかる消耗品は405,100円!
こうしてみると結構かかりますよね〜(;´Д`)
一番かかるのが「エンジンオイル」で次が「タイヤ」ですね。
あくまでも参考の数値なので使用状況や車によっても変わってくると思いますが、年間で平均すると4万前後はメンテナンスでかかる事になります。
【車種別で詳しく知りたい方はこちら】
普通車の年間メンテナンス代まとめ
年間で車のメンテナンス費用を確認して見るとこんなにもかかるのかと思いますが、車はメンテナンスを定期的にしていかないと安全に長く乗る事が出来ません。
特にエンジンオイルとブレーキ関係のメンテナンスは怠ると危険な目にあうので必ず実施していきたい所です。
今回紹介した以外にも必要になってくる物は出てくると思います。
例えば
- パワーウィンドウが動かなくなった
- ドアミラーが動かなくなった
- ヘッドライトの球が切れた
- 車をこすってしまった
などなど車にはいろいろな部品が付いていますので定期的な消耗品以外も場合によってはかかってきます。
今回紹介してものは、最低限必要になってくるものと判断してもらった方がいいでしょう。
年間でかかるメンテナンス費用を合計すると車検の費用は2年に一回なので半分になり消耗品関係は10年計算だったのでこれを年間で見てみると。
年間費用金額 |
|
車検費用 | 4,750円〜23,370円 |
消耗品関係 | 40,510円 |
合計 | 45,260円〜63,880円 |
年間メンテナンス合計は45,260円〜63,880円
このぐらいは年間でかかってくる計算になります。
もちろん毎回タイヤ交換とかする訳ではないのでこれよりも少ない出費があると思いますが毎年これぐらいかかると分かっていれば翌年などに蓄えていけばメンテナンスを十分に行っていく事が可能になり車も長持ちしてくれると思います。
実際に私自身の車は今回紹介した消耗品ぐらいの交換で15年以上、20万キロ以上を超えており今もなお現役で活躍中です!
そろそろ乗り換えもする時期ですが、未だに大きな故障がないのでどこまで乗れるかも今後も検証してみたいと思います。
という訳で定期的なメンテナンスをしていれば車はちゃんと答えてくれますのでしっかりと維持管理していきましょう!
もしメンテナンスに興味がある方はこのサイトでも簡単に自分で出来る方法を載せていますので参考にしてください。