日産リーフの航続距離数は実際どうなの?知ると分かる購入タイミング
電気自動車としての技術が進み日産リーフの航続距離はついに400q走行可能までに!
ここまで進化したら、普段の走行でも十分使用可能ではないかと思いますよね!
旧型リーフでは200q台だった航続距離が2倍にもなった訳ですから活躍も期待できそうですが
この数字はあくまでもメーカーが出している数字なので普段の使用では実現可能な数字とはなりません。
電気自動車に限らず、他のどのメーカーでもカタログ燃費データーと実際の走行では大きくズレてきますよね。
日産のリーフもメーカーが出している400qが実現可能な数字ではないと、予想が出来ますが
本当に走行したらどのくらい走れるのか?
さらに電気自動車で気になるのが、充電できる場所長年の使用による、バッテリーの劣化
実際に使用していく中ではこの辺が気になる所ですし、重要な所でもあります。
現状の充電スポットやバッテリーに関して調べてみると、ちょっと気になる部分があり
日産リーフを購入する上では重要なポイントとなると思いますので参考にしてください。
日産リーフの実際の航続距離は?どのくらい走れるの?
新型日産リーフには従来の24/30kwhから40kwhにパワーアップしていますが、バッテリーサイズは従来と変わらない為、室内のスペース確保も実現できている優れもの。
容量がアップしているので、400qの走行距離を実現とメーカーは言っているが実際はどうか。
日産リーフを所有している方達の声を集めて見ました。
回答日時:2018/03/02 21:01
東北地方の豪雪地帯で使用してますが、充電量80〜85%程度で約250km走行可能です。
ただし、連続走行時となります。(朝から夕方まで)一晩止めて、翌日リモートエアコンを
使用してしまうと20km程度それだけで走行距離が減ってしまいます。
回答日時:2018/03/05 11:19
冬場は、充電にも時間が掛かります。まだ使用して2か月が過ぎたところですが、90%の充電で、
暖房(控え目で、設定温度18℃)を使用して250q走ります。
旧型リーフ(初回マイナーチェンジ後のモデル)より、1kw当たりの走行距離は少ないように感じます
(旧型では、走行距離を延ばすように運転しないと、
自宅まで途中充電なしに帰れないことがおおかったかかもしれません)。
回答日時:2018/03/10 14:01
新型リーフで私がこれまで実際に走った距離は
真冬でエアコンオートで200〜230Kmぐらいです。(満充電スタート)
テレビの宣伝のように400Kmは絶対に走りません。
乗る方の運転方法でかなり変わりますが、私は電費が悪い方です(^^)
これはガソリン車でも同じで、1L/40Km走る車でも
実際には冬場だと60%ぐらいになりますので、比率から考えると
妥当だと思います。(以前はT社のハイブリッド車に乗っており実体験です)
この他にも、使用している方の声はありましたが、多くの方が走行距離数は200q以上は可能と話しています。
普段使用ぐらいでしたら、200q走行できれば不便な思いをする事はないでしょう。
では充電できる場所はしっかりと確保されているのかも確認してみましょう。
全国の充電スポットの数
充電が出来る場所は全国で28,500基設置されているそうです。
近頃ではコンビニやショッピングモールにも出来ているので、買い物をしている間に手軽に充電できるようになって便利になっています。
さらに今後も全国各地に充電スポットは増やしていく傾向で年々増加しています。
このように全国いたる所で充電が可能なわけですが、毎月2,000円定額プランにすると、どこでも充電できるという訳ではないそうです。
無料で充電するには28,500基⇒5,500基に一気に減少しているので2000円プランにする場合では自宅近くに専用の充電スポットがあるかどうかの確認が必要になりそうです。
バッテリーの劣化と寿命
日産リーフではバッテリーを40kwhの容量に加えて、高寿命化をアップ、その為バッテリー保証は「8年」「16万q」と十分な期間を保証してくれるのは、とても心強い所です!
ですが、日産のサイトでよく確認したら、ちょっと気になる事が!
*本保証は、「40kWh駆動用バッテリー搭載車」の場合。
正常な使用条件下において新車登録から8年間または160,000kmまでのどちらか早い方において
、アドバンスドドライブアシストディスプレイのリチウムイオンバッテリー容量計が9セグメントを割り込んだ
(=8セグメントになった)場合に、修理や部品交換を行い9セグメント以上へ復帰することを保証しています。
新品のバッテリーのセグは12セグまでありますが、保証では「9セグ以上への復帰」
つまりバッテリー容量100%の保証をしてくれるわけではない!
ここはかなり重要な部分だと思われます。
バッテリーは電気自動車に限らず、どんなものでも劣化はします。
さらに温度による影響も受けやすく、充電と放電を繰り返しているうちに、新車時では100%だった容量が5年ぐらいで10%ぐらいは落ちてしまうらしいです。
もちろん走行できなくなるわけではないのですがもともと航続距離がガソリン車と比べて短いのがネックになっていた部分が、使用年数を重ねるうちに悪化していく事は避けられないのが現状のようです。
日産リーフの航続距離まとめ
年間にかかる維持費は、ハイブリッドのプリウスと比べても圧勝という結果で、車維持費を抑える事ができる車として期待できるのですが
ここまで調べた結果から航続距離に問題がありそうです。
一番はバッテリーによる影響が大きく、旧型からの容量UPをされて従来よりもさらに航続距離が伸びて身近になった存在ですが、そのバッテリー性能が一体どのくらいの年数を維持できるのか?
日産の保証内容を見る限りで、バッテリー容量を100%保証しないのも劣化は当然のもので、航続距離の低下は年々少なくなるのは確実になってきそうです。
バッテリーに関しての劣化は、他のサイトでもいろいろ議論されていますが実際のところは、まだまだ新型が出て1年も経っていないのでどのくらい劣化していくかはハッキリとしたことは言えなそうです。
最悪バッテリーが劣化しても、近くに無料充電出来るスポットがあれば航続距離が短くなっても生活に困る事はないと思います。
日産では、ノートe-powerやセレナe-powerなどのモータ―が動力源になっているエンジンを搭載した車も出しているのでこれからも、ますます電気自動車の開発がすすんでいく事が期待できますのでもう少し様子をみてから購入を考えた方が良さそうです。
買い時になるのは新車からのマイナーチェンジ辺りか、その他のバッテリーに関しての改良が大きく変化した時が狙い目かもしれません。