エンジンオイル比較してみるとどのメーカーが良いのかが分かるようになる!
車のエンジンオイルはいろいろありすぎて何を選んで良いのか分からなくなったりもしませんか?
エンジンオイルの「価格」「性能」「交換頻度」などなどもそれぞれ違いがあるので、「あなたにあったエンジンオイルはこれだ!!」
なんて無責任な事は言えないほど種類が多いんです。
そこで今回はエンジンオイルを比較して、それぞれの性能を確認してみる事であなたに合うエンジンオイルを見つけ出す事が出来るように調べてみました。
まずはエンジンオイルの基本的な部分から確認して注意点や何を選んでいけば良いのかを一緒に確認していきましょう。
もしエンジンオイルの交換方法が知りたい方は以前の記事でも簡単に出来る方法を紹介していますので参考にしてください。
【エンジンオイル交換の簡単なやり方】
エンジンオイルには「粘土」「規格」「ベースオイル」この3つがありますが重要なのは「粘土」と「ベースオイル」の2つです。
エンジンオイル粘土
エンジンオイルの硬さになります。
オイルには「0W−20」「5W−30」といった数字が表示されています。
【0W・5W】の部分は低温時に柔らかいオイルを示しています。
数字が小さいものほど低粘土になります。
【20・30】の部分は高温時に硬いオイルを示しています。
数字が大きいものほど高粘土になります。
価格は「0W−20」の方が割高になり最近の車では「省燃費オイル(0W−20)」を指定している車が増えていますが、この車に5W−30を使用しても問題ありません!
しかしその逆はダメです!
0W−20指定のではない車に入れてしまうとエンジンが焼き付いてしまう場合があるので、その車にあった粘土を選ぶ事が必要です。
車の取り扱い説明書の最後の方に載っています。
このように使用する「量」と指定「粘土」が載っています。
低燃費車はどちらの粘土でも使用する事が出来る事もちゃんと書いてありますね。
ベースオイル
ベースオイルとはエンジンオイルの元になっているオイルでベースオイルの種類で性能や使用期間が変わってきます。
ベースオイルには3つの種類があります。
- 鉱物油
- 部分化学合成油
- 鉱物油
これらにはそれぞれ特徴があります。
ベースオイルの特徴
ベースオイル |
特徴 |
---|---|
化学合成油 |
成分や分子量を一定にしたオイルでコストは高いが |
部分合成油 |
鉱物油と化学合成油の中間のオイル。鉱物油の弱点を補って性能をアップさせたバランスが取れたベースオイル。 |
鉱物油 |
最も一般的に使われているオイル。一般的な走行や高速走行にも対応できるベースオイル。 |
ベースオイルを選ぶポイント
価格が安い |
劣化しにくい |
オイルが減りにくい |
|
---|---|---|---|
化学合成油 |
△ |
◎ |
◎ |
部分合成油 |
○ |
○ |
○ |
鉱物油 |
◎ |
△ |
○ |
ベースオイルでエンジンオイルの性能が決まってくるのでエンジンオイルを選らぶ時にはベースオイルの特徴を知っておいた方がいいです。
良いオイルを使用すれば長持ちはしますがコストはかかります!
安いオイルを使用すればコストは抑える事が出来ますが頻繁に交換する必要があります!
では一体どのエンジンオイルを選んだ方がいいのでしょうか?
ここで実際に条件を決めて比較をしてみましょう。
エンジンオイルの比較
では実際の使用条件を決めてシミュレーションしてエンジンオイルを比較していきましょう。
まずは一般的な年間平均走行距離数
年間10,000qでシミュレーションします。
比較をしていくエンジンオイルを3つ紹介します。
鉱物油
トヨタキャッスルオイル |
|
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トヨタ純正のエンジンオイル!価格は4リッターで1,320円!!ガソリンエンジンならどの車のも使用できるしなんといっても価格が安い!!コスパに優れているエンジンオイルなので、私のミニバンはこのエンジンオイルでいつも交換をしています!安くても十分に使用できるのでおすすめですが交換頻度は5,000qなので、平均的な使用距離数では年に2回交換する必要があります。 |
部分合成油
カストロールオイル |
|
---|---|
カストロールのマグナテックオイル!価格は4リッターで4,500円!!部分合成油なので鉱物油より性能が優れており、その特徴はエンジン始動時の摩耗を軽減する事ができる強力な保護膜!エンジン内部における金属面の摩耗を減少させて始動直後からエンジンを保護してくれる性能に優れたオイル。交換時期は5,000q〜10,000qなので平均走行距離では年に1回〜2回の交換になります。 |
化学合成油
フォーエバーオイル |
|
---|---|
脅威のエンジンオイル!化学合成油なので高性能なエンジンオイル!価格は4リッターで13,600円ナノサイズの微細な分子から構成されているので劣化の原因となる物質に結合しにくいため長期間の使用と保管が可能!さらに油膜が強い特徴があり金属摩耗の軽減にも優れているオイル。価格は最も高いがその交換時期は、60,000q!!もしくは3年!どちらか早い方で交換になるので平均的な走行距離であれば3年で交換になります。 |
エンジンオイルの「鉱物油」「部分合成油」「化学合成油」をそれぞれ出して見ましたが、単価が一番安いのはもちろん「鉱物油」のトヨタキャッスルオイルですがこれを実際の年間走行距離数をもとに交換していくとどれくらいの価格になるのか、ランキングにしてみます。
エンジンオイル年間費用ランキング
走行距離数は平均的な年間10,000qで、それぞれのエンジンオイルがどのくらいの費用がかかってくるのかをランキング!
さらに年間走行距離数が10,000qを超えてくる方では、選ぶエンジンオイルも変えた方が良い事が分かりましたので是非参考にして下さい。
年間10,000qの走行でエンジンオイル交換した場合
年間10,000qの走行距離では「鉱物油」「部分合成油」「化学合成油」の順番ですね。
しかし年間の走行距離数が多い方ですとこの順番は変わってきます。
年間20,000q走行でエンジンオイル交換した場合
年間の走行距離を走る方であれば「鉱物油」ではなく高性能な「化学合成油」の方が年間コストを抑えることができます。
部分合成油は逆に割高になるので走行距離数が多い方は選ばない方が良いでしょう。
さらに今回紹介している化学合成油では燃費が15%UPさせる事が出来るのも特徴なので、エンジンオイル代+燃料費を節約できそうですね!
仮に燃費がリッター10q/Lの車だとしたら年間19,500円の費用をカットできます!
燃費UPとエンジン性能を引き上げるメリットはかなり魅力的な効果が期待できそうです。
それに3年に1回の交換で済んでしまうのは、凄いですよね!
メンテナンス頻度を抑えたい方にも向いているエンジンオイルと言えそうですね。
エンジン性能をトコトン追求したい方におすすめ
ここまでは年間走行距離数やコストパフォーマンスでの比較をして選んできましたが、車好きの方ではコストを抑えたエンジンオイルでは満足できない方もいると思います。
車の事を考えて作られた、高性能100%化学合成油のエンジンオイル
TAKUMI
低価格でも高品質の100%MADE IN JAPAN 製品で完全オリジナルブランドの100%化学合成エンジンオイル「TAKUMIモーターオイル」。 |
100%化学合成油なので高品質なのは間違いありませんが、お値段は同等のレベルと比較するとかなり割安です。
多少コストがかかっても、愛車を長く大事に乗って性能を維持していきたい方には、まさにおすすめなエンジンオイルといえるでしょう。
エンジンオイルは比較しないと分からない
エンジンオイルには一見割高に思える高性能なエンジンオイルも、フォーエバーオイルのような交換頻度が抑えられるオイルもあるので比較をしてみないと何が一番合うのかが分からないです。
さらに求めている物が「価格」なのか?「性能」なのか?でも違ってくるので、誰にでもNO1になれるエンジンオイルはありません。
あなたが何を求めているのかで、エンジンオイルの選び方が変わってきます。
- コスト重視なら「キャッスルオイル」
- 走行距離が多いなら「フォーエバーオイル」
- 愛車の性能重視なら「TAKUMIオイル」
どれを使用しても、交換時期さえしっかりと管理していればエンジンが壊れる事は無いのでハズレはありません。
間違いなく言えるの事は一般のディーラや整備工場で使用しているエンジンオイルよりも高性能な品質です。
さらにコストも抑える事が出来るので整備工場の任せっきりのメンテナンスより得られる効果が高いのは間違いありません。
これからも楽しいドライブが出来るようにあなただけのエンジンオイルを見つけてください。