古い車を乗り続けるか迷った時には3つのチェックをして判断した方がいい
車が古くなってくると何かと維持費がかかってくる事が多くなります。
税金も増税になりメンテナンスする部分も多くなり、さらにに不安になるのが車の故障。
車は年々劣化しますので、古くなれば故障の確率は高くなります。
故障して修理したけど何十万も費用がかかった・・・
車検に出したら不具合箇所が多くて20万以上もかかった・・・
こういった修理費用も多くなるのは間違いないですが、いくらの修理費用なら乗り続けるかを決めていますか?
自分である程度の金額を決めていないと繰り返し修理をし続ける事になりかねません。
何十年以上も整備士を勤めてきたので、そういった方を多く見てきましたし高額修理をした後に泣く泣く乗り換えをしている姿を見てきました。
もちろん一度の故障に100万も200万もした場合では乗り換えると思いますが何十万単位では、なかなか判断が出来ない事が多いです。
修理をすれば車は、いつまでも乗り続ける事はできますが、いつかは乗り換える時がきます。
せっかく何十万もかけて修理したのに、また数ヶ月もしないで故障を繰り返す事もあるので、どのタイミングで手放した方がいいのか
今回は3つのチェックを確認してベストタイミングで乗り換えていきましょう!
車を手放す3つのポイント
では車を手放すにはどのようなポイントがあるのか紹介します。
- 年式が10年以上経過した車
- 走行距離数が10万q経過した車
- 修理費が20万〜25万以上かかる車
このようなポイントがあります。
どれか1つだけ当てはまるだけでは、まだ乗り換えのタイミングではありません。
現に私の車は年式が15年以上経過して、さらに走行距離数は20万qを超しています。
でもまだ乗り換えのタイミングではありません。
乗り換えるタイミングは3つのポイントが重なった時です。
年式が10年以上または10万q経過した車の乗り換え時期
今の車は昔と違い、とても壊れにくくなっていますが、100%故障しない車ではありません。
使用年数が経過すればするほど、その確率は高くなります。
その一つの目安になるのが年式10年と走行距離10万qです。
この2つの時期を超えて、大きな故障や不具合を起こした場合は乗り換えのタイミングになります。
大きな故障や不具合とはどのくらいの修理金額になるのかというと具体的な修理費は
- 普通車で25万前後
- 軽自動車で20万前後
この修理費を超えてくる場合では乗り換えのタイミングといってもいいでしょう。
何故この金額なのかはいくつか理由があります。
- 車の重要なエンジンやミッションの修理
- 車の足回りや各部分の経年劣化
このように車の「重要な部分」の故障や各部の経年劣化が進むと、20万25万以上といった修理費になる可能性が高くなり
さらにこれらを修理したとしても、年式が10年走行距離数が10万q超えた車では、また次の故障を引き起こす確率が高くなり、手放すタイミングを見失う可能性が高いです。
例えば
車検に出したら各部分が痛んでおり修理箇所が多く修理費が総額で25万以上もしたが、まだ乗り換える予定はなかったので渋々修理を依頼して乗り続けることにした。
しかし修理してから1年も経たないうちに、別の故障を引き起こし整備工場にみてもらってら、今度は修理費で15万かかると言われた。
つい最近の車検で25万以上支払って1年しか乗らないなんて勿体ない!
そう思いまた修理を依頼する。
ここまでかかった費用は総額で40万。
年式も走行距離も多く経過した車が、この40万円分を回収するには何年かかると思いますか?
新車のプリウスは燃費が良いですが、そのプリウスでさえ50万を回収するのに10年近く乗り続けないと割に合いません。
さらに一度大きな部分を故障した車はまた次の故障をしやすくなります。
1台の車に使用している部品は3万個以上もありその部品は全て経年劣化します。
1つの部分が故障を引き起こせば、他の部品も同じように劣化しているのは当たり前の事なのでさらに故障が続きやすくなります。
この故障をしやすくなるのが、年式10年以上走行距離数10万q以上プラス大きな故障
この3つが重なった時は慎重に判断しないと、ズルズルと修理をし続ける事になりますので、このタイミグを逃さないようにしないといけません。
さらには年式が13年以上18年以上になると増える税金。
メンテナンス費用と税金費用とダブルで増えてくるので負担は大きくなります。
もし年式が10年以上または走行距離数が10万q以上経過している場合は、そろそろ手放す計画を立てて準備をした方が
突然のトラブルにも対応できて損をする事なく売却も出来るようになります。
古い車は下取りが一番なの?高く買い取ってもらうには?
年式と走行距離数が多くなった車は販売店で査定をしてもらっても値段が付かない事ありますよね。
しかし車を購入する店舗で「下取り」にしてもらえば新しく購入する車両販売価格から3万円前後引いてくれる場合があります。
値段が付かない車が3万円で引き取ってくれて良かった♪
なんて思う方は損をしてしまいますよ!
車の買取で最も多く取引されているのが「下取り」ですが最も損をしやすいのも下取りです!
下取りのカラクリ
販売店で新車や中古車を購入する場合に下取りを出すと販売価格から値引きという形で、一見高い金額で買取をしてもられたと思いがちですが
新車や中古車の値引き分を調整されている可能性があります。
例えば
下取りで10万の買取金額を付けてくれたが、もともと新車の値引き分が20万できる車両なのに10万しか値引きをしないで、結局トータル的に
かわらない。
こういった事が考えられます。
こういった事を防止するためには購入する車の商談をじっくりと煮詰めながら値引きを最大限の努力をしてもらい、最後に下取りの話を切り出す方がベストです!
最後の最後で下取りの話をします。
こうすることで、販売価格の値引きと下取りを分けて交渉する事が出来るので商談が苦手な方でも十分金額を引き出す事が可能です。
高く買ってもらうには何も言わないこと
買取店に車の査定を出すと、必ずといっていいほど聞かれることがあります。
「いくらで売却をお考えですか?」
「他の店舗ではいくらでしたか?」
このように買取金額を聞いてきます。
何故このように聞いてくるのかというと
「安く買いたい」
車の買取店はこれだけに全力で営業を仕掛けてきます。
ここで安易に金額を言った時点で、勝手にあなたの車の買取金額の相場が決まってしまいます。
例えば
Aの買取店で20万の査定金額だったとします。
この金額を別のBの買取店に伝えると
「本当は厳しいんですけど、即決してくれるなら、うちは22万で買取します!」
などと言われると
「だいたいそのぐらいが相場か〜、まあ少し高く買ってくれるならここでいいか」といったように、あたかも相場が20万ぐらいだと思わせる事ができてしまいます。
もちろん20万が相場なはずはなく、本来はもっと高い金額になります。
買取店が金額を聞いてくるのは「基準」を知ろうと必死になります。
そいういった事にならないようにするには
買取店側のペースにのらない一番簡単な方法は
「金額は何も言わない」
これだけです!
とにかく買取店側に伝えるのは「一番ベストの金額を出してくれた所で売ります」と伝えるだけです。
実はこれが一番、買取店は困ります。
適当な金額を出せば次の買取店にもっていかれるし、何とか買取したいと通常よりもギリギリの金額を出してきますので、その中から選んだ方が普通に買取商談するより遥かに高い金額で買取が出来ます。
車を買取してもらう時には、是非この「下取りは最後」「金額は何も言わない」の2つを試してみて下さい。
それと買取店の金額を比較する時には買取一括サービスを使用すると、しつこいくらい電話がかかってきますので出来れば1社づつ依頼した方がいいです。
買取実績が多いのは有名な「ガリバー」がありますので、そこでまずはどのくらいの値段を付けてくれるのかを試に出してみるのも良いでしょう。
そしてある程度の値段がつかめたら、個人出品が出来る「オークション」が出ていますのでおすすめです。
無料で出品できるオークションなら価格を釣り上げる効果も期待できるし、なによりも無駄な商談などは一切ありませんので安心して気軽に依頼できます。
ただ今の所2社の買取サービスでしかオークションは出していません。
「セルカ(Sellca)」と「カープライス」という買取サービスで、どちらも私は特におすすめです。
「しつこい営業なし」「しつこい電話なし」「安く買い取られる心配なし」
といった今までにネックになっていた部分をスッキリと解消出来て、さらにオークション交換によって価格つり上げが期待できます。
なので、車の売却でおすすめな手順としては、わずか2ステップです!
- 業界で実績の多い「ガリバー」で、まずは価格調査をして!
- オークション形式の「セルカ(Sellca)」「カープライス」で、それ以上の売却を目指す!
この2ステップで簡単に高く売れちゃいますよ。
この3社ぐらいで十分に比較できますので、先ほどの2ステップを実行してもらえば高い金額で買い取ってもらう事が出来ますよ!
もし買取金額が「0円です!」なんて言われた時にはこちらの記事の方法で!
どんな車でも0円はありえません!知らないと損をする売却方法
知っていれば得する!動かない車を売る方法で維持費を削減
走れる車で0円なんていう事はありませんので間違っても0円なんかで取引しないようにしてください。
車を購入する時には最安値を狙う簡単に出来る商談ポイントがあります。
新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車の維持費を比較したらびっくり!意外にも乗り換えた方が安かった!