新車乗り換え時期を見極めるには比較すれば簡単に判断できる!
新車の購入を検討していると、どうしても気になるのが最初にかかる大きな費用の「販売価格」ですよね!
確かに新車は新しくて快適で良いけど最初にかなりの費用がかかるから今はちょっと無理かな・・・
そんな感じで購入を控えていませんか?
実は私も現在乗っている車が特に故障もしていないので、新車とかは全然考えていなかったのですが、
今回、新車の「販売価格」と「年間維持費」を実際に比較して見たら意外な結果になりタイミング次第では乗り換えた方が間違いなくトータル出費を抑えられる事が分かりました。
急な故障で身動き取れなくなる前に、今のうちに計画をしっかりと立てておいた方がいざという時に損をする事なく乗り換えがお得に出来るようになりますので是非参考にしてください。
新車の販売価格と年間維持費を他の車と比較
では比較をしていくのに、どのような維持費があるのか確認してみましょう。
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
この費用は使用する地域や使用する状況などにもよって変わってきますが、全国的な平均で条件をきめて比較をしたいと思います。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリンの単価はリッター130円
- 新車から購入して10年間
全国の平均的な乗り換え期間は8年〜10年ぐらいが一般的になっていますので比較をするにあたり10年間維持した費用で計算していきます。
では実際に比較をしていく車は
新車のアクア | 17年式のヴィッツ |
---|---|
トヨタの新車「アクア!」と同じクラスの年式17年トヨタ「ヴィッツ!」
この2つで比較をしていこうと思います。
【アクアとヴィッツの年間維持費】
アクア | ヴィッツ | |
---|---|---|
燃料費 | 54,622円 |
144,444円 |
任意保険 | 72,300円 |
63,300円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 2,250円 |
17,100円 |
自動車税 | 31,950円 |
45,400円 |
メンテナンス | 29,760円 |
39,760円 |
維持費合計 | 326,892円 |
446,014円 |
この維持費は最低限かかる費用になります。
他の車種の維持費が知りたい方はこちらの記事で紹介しています。
17年式ヴィッツの燃費は平均で9q/L前後
※人気の燃費サイトから平均を出しています。
年間維持費の差額は
ヴィッツ445,214円アクア326,892円
年間119,122円の差額があります。
ここでアクアに乗り換えて10年間乗り続けたとするとヴィッツを乗り続けるよりも1,191,220円お得になる計算ですが
アクアの販売価格は「1,785,240円」なので
1,785,240円−1,191,200円=594,040円
乗り換えるのに594,040円ほど負担する事になります。
「乗り換えた方が全然高いじゃんか!!」
と思いますよね(;´Д`)
しかしここでアクアの買取金額を見て下さい。
※グーネットを参考にしています。
アクアは2011年までしか買取相場が載っていませんが、それでも手放す時には40万以上は狙える相場になります。
17年式のヴィッツをこの先10年間乗り続けるよりも新車のアクアに乗り換えて10年間乗った方が故障するリスクもなく売却出来る価格にもなっているという訳です。
間違いなく言える事は、仮にこのタイミングで車が故障して20万以上もの修理費が出るような場合では断然、乗り換えた方がトータル的な出費を抑えられますし、古い車のリスクを取り払う事も出来ます。
しかしこれだけではまだまだ十分とは言えません。
新車や中古車の購入時には必ず「諸費用」がかかってきます
【アクア購入時の諸費用】
車両販売価格消費税 | 142,819円 |
---|---|
自動車所得税 | 0円(エコカー減税対象車) |
リサイクル料金 | 9,510円 |
登録諸費用 | 50,000円 |
諸費用合計 | 202,329円 |
※「重量税」「任意保険」「自賠責保険」「自動車税」は先ほどの年間維持費に含まれていますので省いています。
新車アクアでは、202,329円の諸費用がかかってくるのでこの分も負担になります。
この部分を値引きでカバーします。
新車や中古車の値引きの割合
一般的に新車や中古車の値引き率は1〜3割ぐらいが平均になります。
値引きの交渉をして2割引ければ大健闘という訳です。
先ほどのアクアの販売価格は1,785,240円でしたので、例え1割でも178,524円値引きできます。
2割値引き出来れば357,048円なりますので諸費用分を値引きで十分にカバーできます。
車の販売店などによっては簡単に値引きをしてくれる所もあり、それほど苦労しなくても上手くいく事もあります。
あまり値引きに集中し過ぎて無理な商談をしてしまうと購入してからの関係もあるので、過剰な値引き交渉はNGです!
車は購入してからのアフターサービスが大事になってきますので出来る限り良好な関係を保つ必要があります。
そこでソフトな感じに値引きが出来て、効果が高い車の値引きの方法を紹介します。
この方法は新車・中古車どちらでも有効なので是非これからの車購入で試してみて下さい。
それから、値引きをする前には必ず車を先に選んでおく必要がありますので、ある程度の下調べはして、どの車種にするかを決めていかないといけません。
わざわざ店舗にいくのは面倒と思う方は、最後に効率的に車を選べる方法も紹介していますので参考にしてください。
車の価格交渉初期
車購入時の商談ポイントになる所は、「購入する気はあるが具体的な情報は与えない」ことが重要になってきます。
初期の段階から欲しい車や購入する時期などを伝えてしまうと販売店側に、価格を下げなくても購入してくれるお客さんと判断されて商談の主導権を握られてしまいます。
欲しい車はなどは営業に言わないようにして、他のメーカーや他の店舗に興味があるようにして初期の商談は進めていきます。
「購入の意思はあるけど、他にも興味がある」これを最後まで持ち続ける事が重要です。
間違っても即決はNGです。
車の価格交渉中盤
2回目の商談は、あえて本命とは違う同じタイプの車種で商談を行っていきます。
これが重要になり、いくつかの車種で決められないでいることを営業マンに伝える事ができて、迷っているお客を何とか自分の所に引き込もうと、これまで以上の値引き幅を広げる事に繋がります。
そして必ず「競い合わせる」!
ここが最も重要なポイントになり、本命は他のメーカー又は他の会社と見せかけておくことで営業マンが値引きをしやすくさせます。
新車であれば違うメーカーで競い合わせることです。
アクアであれば日産ノートとかのライバル車がいいです。
中古車であれば「グレード」「色」「走行距離」などが同じ車種はありませんので別の店舗などをライバルとして意識させます。
車の価格交渉大詰め
販売価格の値引きが限界に近くなってきたと感じとれたら本命の車との最後の商談に入ります。
ここでも重要なのが、やはりまだ、なんだかんだ言っても別の所でも考えている事と、さらに、かなりの好条件を他の店舗で提供してもらっている事に気づかせることが欠かせません。
これにより最終的な値引きを担当営業だけではなく、店長クラスのジャッジまでにもっていければ最大限の値引きが実現可能となります。
ポイントは「本命は別」です。
いかに本命とは違う「車種」「店舗」を実際の本命の店舗に伝えるかで、営業は必死にくらいついてきます。
さらにディーラーや中古車販売店では毎月の目標設定がありディーラーでは必達目標達成となる「毎月の15日」
中古車販売店であれば「月末」などの時期を最終商談日に狙うとさらに効果が高くなります。
正直に何もかも営業マンに情報を与えてしまうとあっという間にペースを握られてしまうので最後の最後まで本命は言わないでいる事で営業は何とか逃がさないようにと追いかけるようになります。
最後の購入するタイミングで担当営業マンに「○○○さんが頑張ってくれたから決める事にしたよ」と伝えてあげれば、購入後もお互いに良好な関係を続けていく事ができるようになりますので無理のない商談で値引きが出来るようになります。
相手は毎日のように商談を重ねているプロなので真正面から戦うのは無謀です。
本命を隠すだけでも普通に商談するよりは値引き幅を大きく狙えますので参考にしてください。
もしこの方法でも思った以上に値引きが出来なかったり、商談は苦手で上手く出来そうにない・・・
さらにもっと安く車を購入したい!
そんな方には、新車とほぼ同様の「新古車や未使用車」を狙うと販売価格を抑える事ができます。
新車と何が違うの?新古車と未使用車
新古車や未使用車というのを聞いた事がある方もいると思いますが実際に新車と何が違うのかというと
新車に一度ナンバーが付いただけ、「登録された」だけの違いになります。
よって車自体は新車と変わらず品質は良好です。
しかし一度登録をしてしまっているので、中古車扱いとされて価格を下げて販売をしている車になり、値引きの差額も車種にもよりますが一般的には新車から2割前後は安くなっているので通常よりもお買い得な車と言えます。
特に「一度登録された車は嫌だ」などの、こだわりがなければ無理な商談をせずとも簡単に新車同様のお買い得車種を購入する事ができます。
もちろん全ての車種が新古車や未使用車として揃っている訳ではないので、ある程度探す必要があります。
わざわざ店舗を何件も回るのはとても苦労しますので
そこで新古車や未使用車を扱っている販売店探せる所で、私のおすすめTOP3を紹介します。
この3か所を活用すればわざわざ店舗に行かなくても未使用車や新古車が分かるし、無料で詳しい見積もりが取れるので時間が無い方にもおすすめです。
まだ検討段階でも、グーネットなら登録なしで検索できるから、どんな未使用車や新古車があるのかを調べたい時にはかなり役に立ちます。
それともう一つ重要なのが「車の買取」です。
乗り換える時には今まで乗っていた車を下取りや買取店などにも依頼すると思いますので、そちらは必ず別の方法をとって下さい。
購入する車と一緒に商談をすると損をしますので簡単に高く売れる方法を載せていますので参考にしてください。
車の売却時には「ある事」を徹底するだけで高値を引き寄せる
古い車の維持費が高いと感じた時に確認する3つのポイント
新車や新古車、未使用車では車の状態をそれほど確認しなくても程度が良いので問題ありませんが中古車を購入する場合では車をしっかりと見極めないといけません。
車の選び方もこのサイトで紹介しています。
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