シエンタハイブリッドの実燃費と年間にかかる維持費はいくらなの?
トヨタのコンパクトミニバンの「シエンタハイブリッド」!
ホンダのフリードハイブリッドのライバル車であり首位を競い合う人気車種です!
コンパクトなのに7人乗りもできて、ミニバンでも乗り降りがしやすい低床なのでファミリー層には根強い人気があります。
そんなシエンタハイブリッドで気になってくるのが「燃費」!
シエンタにはハイブリッド車と普通のガソリン車の両方がありますが、やはり燃費が良いのはハイブリッド!
しかし購入する時の販売価格も割高になる!
結局のところどっちがいいのか悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回はシエンタハイブリッドの維持費を徹底的に調べて年間に、どのくらいのコストがかかってくるのか!
最終的にどちらがお得なのか!
この辺を詳しく紹介していきたいと思います。
記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。
シエンタハイブリッドにかかる維持費
車を維持していくと必要になる費用はどれも同じですが、どのような費用が必要になるのか確認してみましょう。
【シエンタハイブリッドにかかる維持費】
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
シエンタハイブリッドにかかる維持費はこのような費用があります。
こういった費用も使用する状況や地域などによって金額は変わってきますが、使用条件も全国的に平均なものに決めて費用を出して確認していきます。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリンの単価はリッター130円
- 新車から購入して10年間
車の使用期間平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。
この条件で維持費を計算して確認してみましょう。
シエンタハイブリッドの実燃費
シエンタハイブリッドの燃費はメーカーで27.2q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は17.8q/L前後になります。
この数字は人気がある燃費サイト2つ参考にして平均を出しています。
年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷17.8q/L×130円=73,033円
年間でかかる燃料費は73,033円になります。
シエンタハイブリッドの任意保険
任意保険は万が一事故した場合に補償してくれる保険で加入自体は自己判断になります。
しかしほとんどの方が車を維持していくうえで加入されている方が多いので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算していきます。
任意保険の料金は補償内容や保険会社、年齢、等級、などのいろいろな条件によって保険の金額は変わってきますが、ここでは平均的な保険料の費用で見ていきます。
シエンタハイブリッドの車両料率クラスは
対人:3/対物:4/搭乗者:4/車両:4になります。
今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が65,100円になります。
年間でかかる任意保険代は65,100円になります。
シエンタハイブリッドの自賠責保険
自賠責保険とは車を購入した時や車検を通す時などには必ず加入が必要になってくる保険なので強制保険とも呼ばれています。
新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円
その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので
25,830円×4=103,320円
36,780円+103,320円÷10年間=14,010円
年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。
駐車場代
車を所有すると必要になってくるのが駐車場ですね。
この費用は地域によっての差が大きくあり、特に都内では高額になる所がほとんどです。
一方で地方などは安く済む所が多く、もともと家の土地に駐車場が付いているのもあるので金額の差がかなり大きい費用です。
今回は全国の平均で全体費用の一部として計算していきます。
全国の月々駐車料金を調べて見た所、高い地域と安い地域での差がかなりありました。
- 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円
- 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円
東京めちゃくちゃたかっ!
長野の8倍ですよ・・・(;´Д`)
このように使用する地域によって金額差が大きくなりますが、今回は全国平均で計算してみます。
全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円
8,500円×12ヶ月=102,000円
年間でかかる駐車場代は102,000円になります。
車検費用
車検は多くの方が整備工場に依頼して受けていますので整備工場の平均的な車検費用を出していきます。
車検費用は重量税と自賠責保険を抜いた整備費用のみです。
新車からの1回目の車検なので、ほとんど交換部品はないと思いますが平均的には
基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので
新車から3年で一回目の車検で40,000円
残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円
40,000円+160,000円÷10年間=20,000円
年間にかかる車検費用は20,000円になります。
シエンタハイブリッドの重量税
シエンタハイブリッドは重量税が免税となります♪
重量税 |
|
新車購入時 | 0円 |
初回車検時 | 0円 |
2回目以降車検時 | 15,000円 |
2回目車検から重量税がかかってくるようになりますので5年目からかかります。
残り5年間で3回車検を受けるので15,000円×3÷10年間=4,500円
年間にかかる重量税は4,500円になります。
シエンタハイブリッドの自動車税
自動車税は車の排気量や年式によって金額が変わってきます。
シエンタハイブリッドは1500tでエコカー減税対象車になるので翌年の自動車税が安くなります。
自動車税 |
|
初年度 | 34,500円 |
2年目 | 9,000円 |
3年目以降 | 34,500円 |
新車から10年で計算します。
34,500円×9+9,000円÷10年間=31,950円
年間にかかる自動車税は31,950円になります。
シエンタハイブリッドのメンテナンス費用
シエンタハイブリッドは回生ブレーキのおかげでブレーキパッドは10万キロ走行でも交換する必要はなくなってくるでしょう。
【シエンタハイブリッドの10年間のメンテナンス費用】
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
タイヤ4本185/60/15 |
50000q |
32,400円 |
2回 |
64,800円 |
バッテリー46B24L |
30,000q |
14,500円 |
3回 |
43,500円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 304,900円 |
10年間での消耗品合計は304,900円になるので年間では304,900円÷10年間=30,490円
年間で30,490円かかることになります。
メンテナンスだけでも年間で見るとかなりかかる気もしますが、ここに出している費用は最低限必要になってくるものばかりです
この他にも何か不具合が起きた場合などは交換が必要になってくるので、メンテナンス費用はさらに高くなる可能性もあります。
あくまでも最低限のメンテナンス費用として判断しておいた方がいいでしょう。
以上が平均的な年間費用になります。
シエンタハイブリッド年間の維持費まとめ
ではここまでで出してきた年間の費用をまとめてみますと、
【シエンタハイブリッドの年間維持費】
燃料費 | 73,033円 |
任意保険 | 65,100円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
車検 | 20,000円 |
重量税 | 4,500円 |
自動車税 | 31,950円 |
メンテナンス | 30,490円 |
維持費合計 | 341,083円 |
シエンタハイブリッド年間にかかる維持費合計は341,083円!
この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?
比較をするのは最初に話した、ハイブリッドではない「シエンタ」で比べて見たいと思います!
シエンタの実質燃費は10.6q/L
年間の燃料費は122,641円になります。
ではこの維持費部分をシエンタハイブリッドとシエンタで比較して見ましょう。
【シエンタハイブリッドとシエンタの年間維持費】
|
シエンタハイブリッド |
シエンタ |
燃料費 | 73,033円 |
122,641円 |
任意保険 | 65,100円 |
63,200円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 4,500円 |
7,680円 |
自動車税 | 31,950円 |
31,950円 |
メンテナンス | 30,490円 |
37,390円 |
維持費合計 | 341,083円 |
398,871円 |
年間で57,788円ほどの差がでます!
結構大きな差が出ましたね〜
一番大きいのがやはり燃費の部分ですかね!
あとはメンテナンス部分などにも差がありブレーキやファンベルトの違いがあるので、この辺のコストをハイブリッドでは抑える事が出来ているので安くて済みます。
年間のコストはシエンタハイブリッドの方が安く抑える事はできますが購入価格は高いです!
ここで購入からも比較してみます。
- シエンタハイブリッド(X) 2,226,763円
- シエンタ(X) 1,816,363円
購入金額差は410,400円
これをさっきの年間維持費で割ると
410,400円÷57,788円=7.1
おおよそ7年ぐらいでハイブリッドの差額分を回収できます!
つまり10年乗り続ければ十分にシエンタハイブリッドの方が販売価格が高くてもお得といえるでしょう。
もしシエンタハイブリッドかシエンタかの購入で迷っているかたは販売価格は高いですがトータル的にはシエンタハイブリッドの方がお得になるので是非参考にしてください。
シエンタハイブリッドの購入時に出来る限り安くする事が節約ポイントにも繋がります。
シエンタハイブリッドを購入するなら商談ポイントが決め手!
さらに、クルマを購入するなら、何も戦略なしに商談してしまうと損をしてしまいます!
クルマは金額が大きい買い物なので値引きの幅も大きくなります。
そこを何も知らないで営業マンと交渉してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。
長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく効果的な方法があります!
「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。
誰でも出来る「高値売却」のポイント
車の売却時には「ある事」を徹底するだけで高値を引き寄せる
古い車を乗り続けるか迷った時には確認する3つのポイント
「最安値」を狙う簡単なコツ
新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車乗り換え時期を見極めるには比較がポイントになる!
どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。
高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか