ウェイクの実燃費と年間維持費がいくらか計算して賢く購入
ダイハツのハイトワゴンで人気の「ウェイク」!広い室内空間は車の使い道も広がりレジャーや家族でのアウトドアはもちろん、自転車が2台も積み込む事が可能なのでサイクリングも楽しめる!
ミニバンのような使い方が出来るので、家族が多い方に向いている軽自動車になっています。
軽自動車でここまでの室内空間があれば凄く便利な車だと思います!
大き目の荷物が積めるのはもちろんのこシートをフルフラットにすれば足も伸ばせてリクライニング出来る!
そして室内空間を広げている最大の特長は、「高さ」にあり全長は1,835oに達して背の高い軽自動車で、この高さを出す事によって今までの軽自動車とは違った室内空間で荷物はもちろん、運転する時の視野も広くなり快適なドライブも楽しむ事が出来る♪
そんなウェイクはとても良い車だで使い勝手がバツグンなのは間違いないですが!
しかし!!
便利な使い方が出来る大き目のボディーには気になる部分が出てきますよね?
軽自動車はエンジンの排気量は660tまでという制限があるので車体を大きくする事でどうしてもエンジンに負担がかかる事が予想されます。
そう!つまり車の燃費です!!
いくら使い勝手が良くても出費が多いと、ちょっと期待はずれになってしまいます。
今回はそういった燃費の部分も含めたウェイクの全体的な維持費を詳しく調査して紹介したいと思います。
車は購入する時の費用だけではなく、維持していくにも費用がかかるので、この辺も確認しないと、購入してから予想外の費用に悩まされる事にもなりかねません。
さらに予想外の出費を把握するだけではなくウェイクの実際に使用した維持費を出すことで他のメリットも期待できます!
- 販売営業マンに購入後も含めて商談出来る!
- 家族を説得させる材料となる!
- 維持費を含めて比較すると本当の価格価値が見える!
車の購入となると、どうしても目先の販売価格に意識がいってしまいますが維持費を含めて考えてみると、その車の本当の価格が分かります。
車の維持費は年間でも大きな金額になり軽自動車を6年所有した場合でのトータル維持費は新車販売価格と同等の金額までに達します。
それだけ維持費の金額は大きな費用になるので、賢く車選びをするには年間維持費を知る事が必要です!
さらに年間維持費は実際に近い、リアルな費用を出さないと意味がありません!
リアルな維持費を出すためには使用年数にこだわります。
車の平均使用年数は8年〜10年がほとんどなので、この年数を所有した年間維持費を出す事によって、よりリアルな費用が出す事が出来ます。
車のメンテナンスは交換時期などがどれも一緒ではないので実際の使用年数に近いものにしないと意味がありません。
エンジンオイルは何回交換するのか?
ブレーキオイルは何回交換するのか?
こういった細かい所を、正確に出す事でより現実的な費用を知る事が出来るんですよ。
えっ!
マニアックすぎる?
いや購入を検討されるなら、これぐらいウェイク維持費マニアにならなといけません。
販売価格だけじゃない費用を知って、車の比較をする力を身に着けてこれからの車購入や車選びに役に立てて下さい。
記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの」方法を紹介していますのでお見逃しなく。
ウェイクにかかる年間維持費
車を所有するには必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。
【ウェイクにかかる維持費】
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
ウェイクにかかる維持費にはこのような費用があります。
この費用は使用する地域や使用目的によって金額に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリン単価は過去5年間平均のリッター130円
- 新車から購入して10年間
この条件の中で最も重要になるのが「使用年数」になります。
使用年数で、年間維持費の金額が大きく変わり特に条件によって左右されるのが「メンテナンスの費用」です。
車を何年使用するかでも交換する部品が変り、交換時期も部品によって違ってきます。
そこで、よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算していきます。
車の使用期間平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。
この条件で維持費を計算して確認してみましょう。
ウェイクの実燃費
ウェイクの燃費はメーカーで25,4q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は16q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。
年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷16q/L×130円=81,250円
年間でかかる燃料費は81,250円になります。
ウェイクの任意保険
任意保険とは万が一事故などを起こした場合には、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、加入自体は自己判断になります。
車を購入した多くの人が任意保険に加入するので今回は任意保険も加入して車両保険を付けた費用で計算していきます。
任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件により保険の料金は変わりますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。
軽自動車の車両料率クラスはないので今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が44,800円になります。
年間でかかる任意保険代は44,800円になります。
ウェイクの自賠責保険
自賠責保険は車を使用するには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。
車を購入した時や車検を受ける時には保険加入が必要になリます。
新車から3年間加入で37ヶ月加入の35,610円
その後は24ヶ月加入になり25,070円を残り7年間で4回加入しますので
25,070円×4=100,280円
35,610円+100,280円÷10年間=13,589円
年間でかかる自賠責保険は13,589円になります。
駐車場代
車を所有していくには保管する場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。
駐車場代は使用する地域によって金額の差が大きくなり特に都内と地方では倍以上の価格差があるんです。
【駐車場を安くする方法もコチラの記事で紹介してます!】
今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。
まずは全国の駐車料金が高いNO1と安いNO1の差を紹介します!
- 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円
- 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円
東京の料金が全国NO1高いです!
長野の8倍・・・(;´Д`)
このように駐車場を利用する地域で、金額に大きな差が出ますが、今回は全国平均で計算します。
全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円
8,500円×12ヶ月=102,000円
年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。
車検費用
車検はほとんどの人が整備工場に依頼して受けているので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。
車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。
基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので
新車から3年で一回目の車検で40,000円
残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円
40,000円+160,000円÷10年間=20,000円
年間にかかる車検費用は20,000円になります。
ウェイクの重量税
重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。
ウェイクは25%減税対象車なので減税になります。
重量税 |
|
新車購入時 | 5,600円 |
初回車検時 | 5,000円 |
2回目以降車検時 | 5,000円 |
新車購入時は5,600円(3年間)
2回目車検以降、からは5,000円の重量税が発生します。
10年間で車検をする回数は5回
そのうち3年間は重量税が5,600円で残り7年間で4回の車検を受ける事になりますので、
5,000円×4+5,600÷10年間=2,560円
年間にかかる重量税は2,560円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。
ウェイクの自動車税
自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。
ウェイクの自動車税は特に減税はありません。
自動車税 |
|
初年度 | 10,800円 |
2年目 | 10,800円 |
3年目以降 | 10,800円 |
自動車税は毎年発生しますので
年間にかかる自動車税は10,800円になります。
ウェイクのメンテナンス費用
ウェイクを所有していくには定期的なメンテナンスも重要なので欠かせません。
最低限必要になる費用を出して見ました。
【ウェイクの10年間のメンテナンス費用】
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
タイヤ4本155/65/14 | 40000q |
24,000円 |
2回 |
48,000円 |
バッテリーM42R | 30,000q |
11,500円 |
3回 |
34,500円 |
ブレーキパッド | 40000q |
16,500円 |
2回 |
33,000円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
ファンベルト | 50,000q |
17,800円 |
1回 |
17,800円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 329,900円 |
10年間での消耗品合計は329,900円になるので年間では329,900円÷10年間=32,990円
メンテナンス費用は年間で32,990円かかることになります。
メンテナンス費用を年間で確認すると、こんなにかかるのか?
という感じになりますが、ここに出している費用は基本的な部分になるので、もし何か不具合が起きた場合にはこれ以上の出費がかかるようになります。
あくまで最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。
ウェイクの年間維持費まとめ
ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、
【ウェイクの年間維持費】
燃料費 | 81,250円 |
任意保険 | 44,800円 |
自賠責保険 | 13,589円 |
駐車場 | 102,000円 |
車検 | 20,000円 |
重量税 | 2,560円 |
自動車税 | 10,800円 |
メンテナンス | 32,990円 |
維持費合計 | 301,420円 |
ウェイクにかかる維持費合計は301,420円!
この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?
比較をするのはライバル車のスズキ「スペーシアハイブリッド」で比較したいと思います!
スペーシアハイブリッドの実質燃費は18,3q/L
年間の燃料費は71,038円になります。
ではこの維持費部分をウェイクとスペーシアハイブリッドで比較して見ましょう。
【ウェイクとスペーシアハイブリッドの年間維持費】
|
ウェイク |
スペーシアハイブリッド |
燃料費 | 81,250円 |
71,038円 |
任意保険 | 44,800円 |
44,800円 |
自賠責保険 | 13,589円 |
13,589円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 2,560円 |
2,180円 |
自動車税 | 10,800円 |
10,530円 |
メンテナンス | 32,990円 |
31,790円 |
維持費合計 | 301,420円 |
295,927円 |
年間で5,493円の差が出ます!
スペーシアハイブリッドは税金部分と燃費の部分で多少費用が抑えられますが、年間にすると大きな差額はありません。
では販売価格差はどうなっているのかも確認してみましょう!
- ウェイク(D) 1,350,000円
- スペーシアハイブリッド(G) 1,274,400円
販売価格差は75,600円ほどスペーシアハイブリッドの方が安くなります。
先ほどの維持費と合わせての年間差額は
5,493円+7560円=13053円
年間で13053円の差額が出てきます!
さすがにスペーシアはハイブリッドなので燃費と税金部分は抑えられていますが、その他にも販売価格の差も見逃せません。
ハイブリッド装置分の費用が入っているのにも関わらず販売価格ではウェイクの方が高くなりますので、この差額をどう判断するかです。
スペーシアの室内スペースも広いですが、ウェイクはその上をいきます!
この使い勝手のいい空間と販売価格差額を比較して価値があるかどうかで判断した方が良さそうですね。
年間では13,053円ですが、10年間所有すれば130,530円になるので結構大きな金額になると思います。
この差額分で室内スペースを購入しても良いと判断出来れば間違いなくウェイクは買いだと言える車でしょう!
そしてさらに今後ウェイクを購入する予定がある場合では少しでも安く購入出来た方が良いですよね?
ウェイクの販売価格を最大限の値引きが出来れば、新車での役に立つオプションパーツや、先ほどの差額分も埋める事は可能ですよ!
せっかく購入するなら納得出来る金額で購入した方が良いのは間違いありませんね。
オプションパーツで自分だけの特別仕様に仕上げることも車体価格以上の価値を味わえる事ができるので購入後も愛着が沸いたり、後悔する事もないでしょう!
ウェイクを購入するなら商談ポイントが決め手!
クルマの購入をするには、何も戦略がないまま商談すると大損をしてしまいます!
クルマは大きな買物になるので値引きの幅も大きな金額になります。
そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。
誰でも簡単に出来る方法です。
長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります!
「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。
誰でも出来る「高値売却」のポイント
車の売却時には「ある事」を徹底するだけで高値を引き寄せる
古い車を乗り続けるか迷った時には確認する3つのポイント
「最安値」を狙う簡単なコツ
新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車乗り換え時期を見極めるには比較がポイントになる!
どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。
高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか