コペンの実燃費と年間維持費はいくらになるか計算紹介
ダイハツのオープンスポーツカーとして人気を得た「コペン」
2002年に初代コペンが登場して依頼、根強い人気が多くその後フルモデルチェンジをして現在は2代目コペンとなりました。
初代の外観とは大きく変化をして評判が良くない事からその後に「セロ」というタイプの初代寄りの丸目デザインも登場して少しは落ち着いた見たいです。
いろいろな評判はありますが、正直私としては、何十年と整備士をしてきて、いろいろな車を乗ったり触ったりしてきましたがどんな車でも自分が気に入った時点でベストカーだと思います!
周りの方から評判が悪い車でも、気に入っている車の事になると嬉しそうに「ここのデザインが気に入っててさ〜」なんて事を語り出したら止まらなくなる!
やっぱりそういった特別な感情とか愛着とかって車にはあると思うんですよね。
むしろ人の目を気にして車を選んでいたら、自分の好きな車には出会えないですよ
という事で今回は、独特な雰囲気をかもしだしているコンパクトでスポーティーな走りが楽しめるコペンを実際に所有したらどのくらいの維持費がかかるのかを検証してみたいと思います。
やっぱり車は購入してからが大事だと思います。
オーナーの手入れの仕方次第で車の寿命や外観は大きな差が出てきますし、どれだけ大切にしてきたかが、その車を見れば一発で分かります。
そういったメンテナンス部分も含めて今回はコペンの実燃費や年間維持費を徹底的に紹介しますので
これからの購入の時の営業マンとの商談やご家族の方への交渉などなどにも役に立つ事になるはずです。
「維持費を知ったぐらいでそんなに変わらないでしょ〜〜」
なんて思うかもしれませんが、私が調べた維持費は実際の所有年数に近い数字で検証しています。
車の平均使用年数は8年〜10年がほとんどなので、この年数を所有した年間維持費を出す事によって、よりリアルな費用が出す事が出来ます。
税金やメンテナンス部分なども、年数によって変化するので購入してから3年間とかでは正確な維持費とはいえません。
10年間維持した場合でのシミュレーションをしていくので、その間にタイヤ交換は何回するのか?
ブレーキパッドは何回交換していくらかかるのか?
そんな細かい所も調べて費用計算しますので、コペンの維持費マニアになり周囲の方より、一歩上の知識を身に着ける事になるのは間違いありません!
これからの車購入や車選びに役に立てて下さい。
記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。
コペンにかかる年間維持費
車を維持するには必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。
【コペンにかかる維持費】
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
コペンにかかる維持費にはこのような費用があります。
この費用は使用地域や使用用途によって料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で条件を決めて費用を計算します。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリン単価は過去5年間平均のリッター130円
- 新車から購入して10年間
この条件の中で最も重要になるのが「使用年数」になります。
使用年数により、年間維持費の金額が大きく変わり特に条件によって左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。
何年使用するかで交換する部品も変わってきますし、交換するタイミングもバラバラなので実際の使用年数に近いものにしないと意味がありません。
よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算していきます。
車の使用期間平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。
この条件で維持費を計算して確認してみましょう。
コペンの実燃費
コペンの燃費はメーカーで25,2q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は16q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。
年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷16q/L×130円=81,250円
年間でかかる燃料費は81,250円になります。
コペンの任意保険
任意保険とは万が一事故などを起こした時に、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、加入自体は自己判断になっています。
車を購入したほとんどの人が任意保険に加入してますので今回は任意保険も加入して車両保険を付けた費用で計算していきます。
任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件により保険の料金は変わってきますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。
軽自動車の車両料率クラスはありませんので今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が44,800円になります。
年間でかかる任意保険代は44,800円になります。
コペンの自賠責保険
自賠責保険とは車を使用するには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。
車を購入した時や車検を受ける時には保険加入が必要になリます。
新車から3年間加入で37ヶ月加入の35,610円
その後は24ヶ月加入になり25,070円を残り7年間で4回加入しますので
25,070円×4=100,280円
35,610円+100,280円÷10年間=13,589円
年間でかかる自賠責保険は13,589円になります。
駐車場代
車を維持していくには保管をする場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。
駐車場代は使用地域により金額の差が大きくなり特に都内と地方では倍以上の価格差があるんです。
今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。
全国の駐車料金が高いNO1と安いNO1の差を見てください!
- 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円
- 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円
東京はめちゃくちゃ高いです!
長野の8倍に・・・(;´Д`)
このように駐車場を利用する地域によって、料金に大きな差が出てきますが、今回は全国平均で計算します。
全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円
8,500円×12ヶ月=102,000円
年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。
車検費用
車検は多くの人が整備工場に依頼して受けていますので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。
車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。
基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので
新車から3年で一回目の車検で40,000円
残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円
40,000円+160,000円÷10年間=20,000円
年間にかかる車検費用は20,000円になります。
コペンの重量税
重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。
コペンは25%減税対象車なので減税になります。
重量税 |
|
新車購入時 | 5,600円 |
初回車検時 | 5,000円 |
2回目以降車検時 | 5,000円 |
新車購入時は5,600円(3年間)
2回目車検以降、からは5,000円の重量税が発生します。
10年間で車検をする回数は5回
そのうち3年間は重量税が5,600円で残り7年間で4回の車検を受ける事になりますので、
5,000円×4+5,600÷10年間=2,560円
年間にかかる重量税は2,560円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。
コペンの自動車税
自動車税とは車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。
コペンの自動車税は特に減税はありません。
自動車税 |
|
初年度 | 10,800円 |
2年目 | 10,800円 |
3年目以降 | 10,800円 |
自動車税は毎年発生しますので
年間にかかる自動車税は10,800円になります。
コペンのメンテナンス費用
コペンを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。
最低限必要になる費用を出して見ました。
【コペンの10年間のメンテナンス費用】
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
タイヤ4本165/50/16 | 40000q |
36,000円 |
2回 |
72,000円 |
バッテリーM42 | 30,000q |
11,500円 |
3回 |
34,500円 |
ブレーキパッド | 40000q |
16,500円 |
2回 |
33,000円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
ファンベルト | 50,000q |
17,800円 |
1回 |
17,800円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 353,900円 |
10年間での消耗品合計は353,900円になるので年間では353,900円÷10年間=35,390円
メンテナンス費用は年間で35,390円かかることになります。
年間でメンテナンス費用を確認してみるとかなりかかるように感じますが、ここに出している費用は基本的な部分ばかりです。
この他にも何か不具合などが発生すれば、さらに費用がかかってくる事になるので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。
コペン年間の維持費まとめ
ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、
【コペンの年間維持費】
燃料費 | 81,250円 |
任意保険 | 44,800円 |
自賠責保険 | 13,589円 |
駐車場 | 102,000円 |
車検 | 20,000円 |
重量税 | 2,560円 |
自動車税 | 10,800円 |
メンテナンス | 35,390円 |
維持費合計 | 310,389円 |
コペンの年間にかかる維持費合計は310,389円!
この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?
比較をするのはライバル車の「S660」で比較したいと思います!
S660の実質燃費は17,1q/L
年間の燃料費は76,023円になります。
ではこの維持費部分をコペンとS660で比較して見ましょう。
【コペンとS660の年間維持費】
|
コペン |
S660 |
燃料費 | 81,250円 |
76,023円 |
任意保険 | 44,800円 |
44,800円 |
自賠責保険 | 13,589円 |
13,589円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 2,560円 |
2560円 |
自動車税 | 10,800円 |
10,800円 |
メンテナンス | 35,390円 |
34,110円 |
維持費合計 | 310,389円 |
303,882円 |
年間で6,507円の差が出ます!
このぐらいの金額差であれば、走り方などで燃費の部分に差が出てきますのでほとんど変わらない金額差でしょう。
では販売価格差はどうなっているのかも確認してみましょう!
- コペン(Robe) 1,852,200円
- S660(β) 1,980,000円
販売価格差は127,800円ほどコペンの方が安くなります。
年間差額にすると12,780円なので、ほとんど差はないと言える金額ではないでしょうか。
こうなってくると、もう後はデザインと乗り心地で比べて見るしかありませんね!
外観のデザインはどちらも個性的になっているので見た目で選んでも良いと思いますが、実際の運転してみた時のフィット感なども大切になるので、どちらも試乗はした方が良いでしょう。
さらにコペンを購入するなら1円でも安く買う方が良いですよね?
コペンの販売価格を最大限の値引きをさせる事が出来れば、新車でのオプションパーツなども豊富にあるので自分だけのカスタマイズの幅が増えてきます!
外装や内装は、やっぱり自分好みの個性的なデザインに変えたいですよね!
自分だけの特別仕様に仕上げると車体価格以上の価値を味わえる事が期待できるはずです!
コペンを購入するなら商談ポイントが決め手!
クルマの購入をするには、何も戦略なしで商談すると大損をしてしまいます!
クルマは大きな買物になるので値引きの幅も大きな金額になります。
そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。
誰でも簡単に出来る方法です。
長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります!
「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。
誰でも出来る「高値売却」のポイント
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新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車乗り換え時期を見極めるには比較がポイントになる!
どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。
高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか