アテンザワゴンの実燃費と年間維持費がいくらになるか詳しく計算
マツダのステーションワゴン「アテンザワゴン」は外観のデザインが美しく乗るだけの車ではなく、見て楽しむ事も出来る車になっています。
もちろん外観だけではなく、マツダ独自の新世代技術である「SKYACTIV(スカイアクティブ)」が全面的に用いられ、エンジンは、2Lと2.5LのSKYACTIV ガソリンと、クリーンディーゼルである2.2L直噴ターボのSKYACTIV−Dがラインナップされています。
外観だけではなく走行性能でも期待を裏切らない車となっていることからアテンザワゴンの購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
マツダといえば特にエンジンにこだわりが強いメーカーでもあり、エンジンのいままでの常識を覆した「スカイアクティブ」などがあるので燃費の部分でも期待が出来る車なのですが
実際に維持していくとどうなのか?
車の燃費は維持費の中でも大きな部分にはなりますがその他にもいろいろな費用がかかってきます。
そういった維持費トータルで確認をしておけば、購入後も思わぬ出費に悩まされる事はありません。
さらにアテンザワゴンの維持費全体を考える事で、より購入シミュレーションがしやすくなり、これから販売店のディーラ営業マンやご家族の方に交渉する機会がある場合では役に立つ情報になります。
営業マンやご家族の方と交渉するのであれば周りの方と同じ知識では不十分になり、一歩先の知識を持つ事が欠かせません。
アテンザワゴンの維持費を知る事で販売店の営業マンやご家族の方には「なんて細かい人だ!」や「そこまで調べたの!?」といった印象を与える事が出来るので良くも悪くもアテンザワゴンの維持費マニアになれる事は間違いありません。
もちろん、これから紹介する維持費をそのままストレートに周囲の方に伝えてしまうと「何言ってんのこの人・・・」となって若干引かれたりするかもしれませんので自分なりにかみ砕いて活用しないといけません(笑)
今回はアテンザワゴンの年間維持費を徹底的に調べたので周りの方よりも一歩先をいく知識を身に着けてみましょう!
記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。
アテンザワゴンにかかる年間維持費
車を維持するには必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。
【アテンザワゴンにかかる維持費】
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
アテンザワゴンにかかる維持費にはこのような費用があります。
この費用は使用地域や使用用途によって料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリンの単価はリッター130円
- 新車から購入して10年間
この条件の中でも特に重要になってくるのが「使用年数」になります。
使用年数によって、年間維持費の金額が大きく変わり特に条件によって左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。
年間費用を正確に出すには、実際の使用年数に近いものにしないといけません。
よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算していきます。
車の使用期間平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。
この条件で維持費を計算して確認してみましょう。
アテンザワゴンの実燃費
アテンザワゴンの燃費はメーカーで22,2q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は11,3q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。
年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷11,3q/L×130円=115,044円
年間でかかる燃料費は115,044円になります。
アテンザワゴンの任意保険
任意保険は万が一事故などが発生した場合には、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、保険の加入自体は自己判断になっています。
車を購入した多くの人が任意保険に加入してますので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算します。
任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件により保険の料金は変わってきますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。
アテンザワゴンの車両料率クラスは
対人:4/対物:4/搭乗者:4/車両:4になります。
今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が66,900円になります。
年間でかかる任意保険代は66,900円になります。
アテンザワゴンの自賠責保険
自賠責保険は車を使用していくには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。
車を購入した時や車検を受ける時には保険加入が必要になリます。
新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円
その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので
25,830円×4=103,320円
36,780円+103,320円÷10年間=14,010円
年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。
駐車場代
車を維持するには保管する場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。
駐車場代は使用地域によっても金額の差が大きくなり特に都内と地方では倍以上の価格差があります。
今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。
全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での差が、かなり大きい事が分かりました。
- 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円
- 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円
東京は物凄く高いです!
長野の8倍に・・・(;´Д`)
このように駐車場を利用する地域によって、金額に大きな差が出てきますが、今回は全国平均で計算します。
全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円
8,500円×12ヶ月=102,000円
年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。
車検費用
車検は多くの人が整備工場に依頼して受けてますので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。
車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。
基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので
新車から3年で一回目の車検で40,000円
残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円
40,000円+160,000円÷10年間=20,000円
年間にかかる車検費用は20,000円になります。
アテンザワゴンの重量税
重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。
アテンザワゴンは減税対象車になるので減税になりますよ(^^♪
重量税 |
|
新車購入時 | 16,800円 |
初回車検時 | 15,000円 |
2回目以降車検時 | 15,000円 |
新車購入時は25%減税で16,800円(3年間)
2回目車検以降、からは15,000円の重量税が発生します。
10年間で車検をする回数は5回
そのうち3年間は重量税が16,800円で残り7年間で4回の車検を受ける事になりますので、
15,000円×4+16,800÷10年間=7,680円
年間にかかる重量税は7,680円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。
アテンザワゴンの自動車税
自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。
アテンザワゴンの自動車税は特に減税はありません。
自動車税 |
|
初年度 | 39,500円 |
2年目 | 39,500円 |
3年目以降 | 39,500円 |
自動車税は毎年発生しますので
年間にかかる自動車税は39,500円になります。
アテンザワゴンのメンテナンス費用
アテンザワゴンを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。
最低限必要になる費用を出して見ました。
【アテンザワゴンの10年間のメンテナンス費用】
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
タイヤ4本225/55/17 | 40000q |
56,400円 |
2回 |
112,800円 |
バッテリーQ85 | 30,000q |
17,000円 |
3回 |
51,000円 |
ブレーキパッド | 40000q |
19,000円 |
2回 |
38,000円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
ファンベルト | 50,000q |
17,800円 |
1回 |
17,800円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 416,200円 |
10年間での消耗品合計は416,200円になるので年間では416,200円÷10年間=41,620円
メンテナンス費用は年間で41,620円かかることになります。
年間でメンテナンス費用を出して見るとかなりかかるように思われますがここに出している費用は基本的な部分ばかりです。
もし何か不具合などが発生した場合では、この他にも費用がかかる恐れがありますので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。
アテンザワゴン年間の維持費まとめ
ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、
【アテンザワゴンの年間維持費】
燃料費 | 115,044円 |
任意保険 | 66,900円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
車検 | 20,000円 |
重量税 | 7,680円 |
自動車税 | 39,500円 |
メンテナンス | 41,620円 |
維持費合計 | 406,754円 |
アテンザワゴンの年間にかかる維持費合計は406,754円!
この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?
比較をするのはライバル車の「レヴォーグ」で比較したいと思います!
レヴォーグの実質燃費は10,4q/L
年間の燃料費は125,000円になります。
ではこの維持費部分をアテンザワゴンとレヴォーグで比較して見ましょう。
【アテンザワゴンとレヴォーグの年間維持費】
|
アテンザワゴン |
レヴォーグ |
燃料費 | 115,044円 |
125,000円 |
任意保険 | 66,900円 |
64,200円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 7,680円 |
10,250円 |
自動車税 | 39,500円 |
39,500円 |
メンテナンス | 41,620円 |
41,940円 |
維持費合計 | 406,754円 |
416,900円 |
年間で10,146円の差が出ます!
維持費のほとんどの部分で差ないのですが燃費の部分で若干アテンザワゴンの方が費用を抑える事が出来ています。
レヴォーグは全輪駆動なのでその分燃費が悪いのは仕方がない所かもしれませんね。
では購入時での販売価格差はどのくらいあるのかも確認してみましょう。
- アテンザワゴン(20S) 2,797,200円
- レヴォーグ(1,6GT) 2,829,600円
販売価格差は32,400円ほどアテンザワゴンの方が安くなりますが、このぐらい価格であればほとんど変わらない金額ですね
年間維持費と販売価格でもほとんど差がありませんので、あとはもう車両本体で決めるしかありません。
デザイン的には、「アテンザワゴン」
走りにこだわるなら、「レヴォーグ」
といった所でしょうかね。
どちらを優先するかは、車を乗るオーナーである、あなたが決める事になるのであとは実際に試乗して乗り心地と外観を比べて見るしかありませんね!
さらにアテンザワゴンを購入するなら1円でも安く買う方が良いですよね?
アテンザワゴンの販売価格を最大限の値引きをさせる事が出来れば、新車での購入時にオプションパーツの選択肢が増えてきます!
デザイン性があるアテンザワゴンをさらに自分の好みの車に仕上げていく事が出来るので金額の以上の価値を味わえる事が期待できます!
アテンザワゴンを購入するなら商談ポイントが決め手!
クルマの購入をするには、何も戦略をしないで商談すると大損をしてしまいます!
クルマは大きな買物なので値引きの幅も大きな金額になります。
そこを何も知らないで営業マンと商談すると、かなりの損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。
誰でも簡単に出来る方法です。
長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります!
「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。
誰でも出来る「高値売却」のポイント
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「最安値」を狙う簡単なコツ
新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
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